「アキバ総研編集部」連載コラム第14回(文:アキバ総研担当Hokuto.K)
夏真っ盛り。
アキバの住人の皆さんはコミケやイベント巡業、PCパーツ特価出撃や発熱対策と何かと忙しいことでしょう。そんなアキバ系の大きいお友達と一般人の皆様へ、アキバ総研がこの夏に最適な自作PCをご紹介! 今注目のAtomにスポットあてたオリジナルマシンを組んで一歩先行くオタクライフ・自宅警備員生活を楽しもうではありませんか。
てなわけで、まずは目的と予算を立てましょう。
■目的
Atomを使って「遊べる」PCを作る。特に、地デジ・ブルーレイの視聴環境構築を重視する。
■予算
ASUS EeePC 901やMSI Wind Notebook U100に対抗して、6万円以内で仕上げる。
えーとここで注意しておきたい点は、Atomで地デジ視聴やブルーレイ再生が可能なのかということですが、地デジについては、BLESS本店でデモを実施していたので多分平気だと思われます。ただ、ブルーレイについては、かなり厳しい…というか絶望的な気がします(945ですしね…)が、何かの手違いで動作してしまうというハプニングに期待してみることにします(苦笑)。出だしから見切り発車でスイマセン!
次は、自作マシン作成時の立ち回りについて検討してみましょう。ポイントは以下の3点。信頼性・安定感・安さ・手間を天秤にかけて、自分に合った方法で必要なパーツを調達すると良いでしょう。
1.必要なパーツすべてを買い揃えるか、旧マシンや手持ちパーツから流用するか
2.新パーツを買うとする場合、新品に絞るか、中古やジャンクも含めるか
3.特価セールやまとめ買い割引/タイムセールを利用するか
今回は、「遊び用」のPCを1台丸々新規で作成したいと思いますので、「モニタ・OS以外は新品で買う」「条件付きで特価セール(単品)を利用する」という形でいきます。なお、特価品については、購入条件として「開店前並びはしない」など、以前の俺ルールを適用します。
さて、今度は構成をザックリと考えましょう。ポイントはこだわりと妥協。絶対に使いたいパーツや譲れない条件などを予め組み込んでおき、残りの部分は予算と相談した上で、パーツのランクを下げるなどして対応すると目的と予算にあったマシンを作れます。妥協した部分は完成した後にアップグレードしていけばいいわけですから。今回は以下のようなかんじでいってみたいと思います。
CPU/マザー:インテル純正「D945GCLF」
(→他社モデルより安いですし「純正」の信頼感もありますので)
約9,000円
メモリ:DDR2-667か800 2GB
(→搭載可能な最大容量の2GB。メーカーなどは特に定めず安かったものを)
約4,000円
HDD:3.5インチ SATA 500GB~
(→録画のためにできるだけ容量が多いものを。あとは予算次第)
約7,000円~
PCケース:Mini-ITX対応、3.5インチベイ最低1基、5インチオープンベイ最低1基
(3.5インチHDD、ブルーレイドライブを搭載するため)
約12,000円
電源:安くあげるため、ケースに付属しているものを使う
0円
ドライブ:ブルーレイの再生に対応
(その他、書き込み機能などがあればさらに良し)
約12,000円
キャプチャ:地デジ対応
(ケースに挿さればPCI接続モデルが良いが、USB接続モデルでもまぁいいでしょう)
約16,000円
合計60,000円
なんとか6万円以内に収まりました。…というか無理矢理収めました(笑) ドライブとキャプチャの予算がかなり厳しいですが、この辺は特価セールに出やすいジャンルの製品なんで根気よく探してみることにします。
パーツの相場なんて知らん! という方は価格.comパソコンカテゴリの各ジャンルの人気/売れ筋モデルの値段を参考にするとよいでしょう。他店より格段に安いものがあったら買ってしまうのもアリです。
と、こんなかんじの構成を立てて、アキバの街でパーツ探しをしたところ、以下のようなブツを確保することに成功しました!
※以下で紹介する価格は購入時(7月末~8月中旬)のものであり、現在も同じ価格であるとは限りません。また、価格.com最安値は記事作成時のものです(送料含まず)。
CPU/マザー
PCケース
買ったもの
| サイズ「BM639-BK」(Mini-ITX、3.5インチシャドウベイ×1、5インチオープンベイ×1) | 10,500円(休日のアキバ某店にて) |
他の候補
| ディラック「Square One」(Mini-ITX、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、5インチオープンベイ×2) | 11,800円(価格.com最安値) |
電源:120WのTFX電源(サイズ「BM639-BK」に付属)
合計金額:54,980円
特価品を狙いまくった結果、樋口一葉さんが1名残られました(笑) 500GB HDDを1TBモデルにしたり、パーツのグレードアップやオプションパーツ追加の足しにするとよいでしょう。今回は、バッファローの地デジ対応室内アンテナ「DT-OP-RA」(ブースター内蔵、USB給電)を追加することにします。価格はアキバ某店で3,376円。
さてさて、構成パーツが無事揃いました。あとは組んで地デジとブルーレイを試すだけ! …なのですが、誌面スペースと業務上の都合(コミケ3日目取材とか)により、続きは次回に~(逃)
地デジはまともに動作したのか!? ブルーレイは果たして再生できたのか!?
愛と物欲が渦巻く「人柱編」に乞うご期待!
■筆者紹介(アキバ総研担当者より)
名前:Hokuto.K 生年:1984年(24歳)
アキバ総研担当者。PC・ホビー・イベントと多岐に渡る属性を持つ、自称「アキバ系ハイブリッドおたく」。趣味=アキバ探索=仕事な仕事依存症。アキバ歴6年PC自作歴約9年のファンレス厨でマイベストアニメトップ3は「フリクリ」「カウボーイビバップ」「桜蘭高校ホスト部」(順不同)で好物は酒類全般とラーメン二郎/富士丸(旧○二郎)。最近のお気に入りは、ようやく村上位になったモンハンP2G。みんな進むの早いっすネ…(泣)