痛車界でかなり有名な白いEG6シビック「おぱんちゅ号」が新仕様となって、アキバのメロンブックス秋葉原店に降臨した。
ボディの到るところに「魔法少女リリカルなのは」関連のステッカーが貼られた「おぱんちゅ号」は、たびたびアキバでその姿を目撃することの多いのだが、この日は、新刊『なのはのなのはのな』を発売した同人誌サークル「タマゴ屋」からのプレゼントである特製Tシャツを納品するためにやってきたという。
降りしきる雨のなか、颯爽とメロンブックスに現れた「おぱんちゅ号」&オーナー・sabugoro氏。メロンちゃんのコスプレをした店員さんにTシャツを渡し終えると、集まった取材陣に新仕様の「おぱんちゅ号」を披露&解説してくれた。
新仕様の「おぱんちゅ号」の大きな特徴は、ボディに貼られたステッカーのイラストが、同サークルのタマゴルビー氏によるデフォルメ系のものに変わったこと。以前はボンネットに、その名の由来でもある「おぱんちゅ」がチラ見できる高町なのはが描かれていたが、新仕様では、ゆるゆるなかんじのなのはとフェイトのツーショットとなっている。また、ボディ側面にもゆるゆる系のなのは&フェイトが描かれており、全体として「痛カワイイ」的な雰囲気が漂っていた。なお、ナンバーは以前と同じく、「なのは(708)」となっている。
また、変更点ではないが、車高調が入っている足回り・軽量化のために剥がされたリアシート・バケットシートやロールバーを組み込んだ内装など痛い系以外の「走り屋」チューニングもしっかり行われている。さらに驚きなのは、エンジンをEG6のB16AからEK9(初代シビックタイプR)のB16Bに換装しているという点。この見えない部分へのこだわりからも「クルマ」や「走り」に対する愛が感じられる。
「痛い」系チューニングよりもスポーツ系チューニングに惹かれてしまったアキバ総研担当者に、sabugoro氏は、以下のように語ってくれた。
・2006年にホンダのEG6シビック(平成5年式)の中古車を購入し、それをベースに「おぱんちゅ号」を完成させた
・その後、痛車オフやシビックオフなどに参加している
・車検が終わったばかりだが、次の車検まで(クルマが)持ちそうにない
・ジサカー(=自作PCユーザー)なので、一番最初に車載PCを導入
・現在はVAIOのノートPC「U50」を使用。クレードルが便利。
・車載モニタは19インチワイド2台を含めて計3台
・カーオーディオはJBL。「カロ(=カロッツェリア)よりもJBL」
・防犯カバーなど使っているが、いたずらされたことはほとんどない。街中でも人目を惹く車両だから、いたずらされにくい
・首都高を走ったりする仲間もいる
・モニタで流すのはDVD、PV、MADなど。リアに積んだモニタも法律的にはOKらしい
・1人暮らしなんで家族にはバレてないが、本に載ったり街で見られたりして、オタバレしていない知人にバレた。「いやぁ、目覚めちゃってさ」と開き直るしかない
・実は、田村ゆかりさんよりも水樹奈々さんが好き
なお、sabugoro氏の好みは「コンパクトでハイパワー」という、小さい頃の「なのは」そっくりなタイプで、次はEP3(2代目シビックタイプR)を狙っているとのこと。
…そのEP3が「管理局の白い悪魔」「管理局の白い魔王」仕様にならないことを切に願う(苦笑)
sabugoro氏自らのコメントや他サイト(「ジャブローの風の噂」さん、「アキバOS」さん)の記者による質問への回答は以下のとおり。
・「おぱんちゅ号」の総額は100万以下(車両、PC等含む)
・ステッカーは1m×1mで1万円くらい
・今回で4回目のステッカー張替え(4回というのは痛車乗りのなかでも多いほうで、イラストの「質」へのこだわりからペイントに切り替えるつもりはない)
・ステッカーは業者に依頼したり自分たちで作ったり同人イベントやショップで買ったりとさまざま。貼り付けは自分たちで行うが、最低3人必要。休日の前日に知り合いのガソリンスタンドで行う
・2日に1回、月600kmくらい乗っている
・もともとマンガやアニメは好きだったけどエロゲはやらない
・痛車に乗ってて、煽られる・馬鹿にされるといったネガティブな体験よりも、家族連れやカップル、外人さんなどとのコミュニケーション機会が増えるという、プラスの体験のほうが断然多い
・信号待ちのとき、横に並んだVIP系カスタムのオーナーから車載モニタなどのチューニング方法について尋ねられたりも
・自宅は近所でも有名な「痛車が集まるマンション」
・「おぱんちゅ」に対するツッコミはあまり受けない。警察もほとんどスルー
・痛車にしてからアキバに来る回数が増えた
・なのはStSは続編としてではなく、新作として好き
・「クルマはキャンバス。いかに描くか!」
この他、「おぱんちゅ号」オーナー・sabugoro氏の友人の痛車(ラパンとインプレッサ)もアキバに駆けつけていた。