22日、オリコンによる2009年の映像ソフト(DVD/ブルーレイ)のマーケットレポートが発表された。調査対象期間は、2008年12月29日~2009年12月27日。
レポートによると、2009年の映像ソフト市場の売上総額は2,737.2億円。DVDは2,480.3億円(前年比98.4%)、BDは257億円(前年比106.4%)となり、シェアはDVDが90.6%、BDが9.4%とBDが飛躍的に成長している。
販売チャネル別売上シェアは、インターネット通販などの「EC」が、「メディアストア」(レコードショップ、音楽ソフト専門店、アニメショップなど)を上回った。一方、メーカー側に目を向けてみると、バンダイビジュアルが3年連続での売上トップ(前年比105%)に。オリコンでは、「BDのリリースに積極的なメーカーが売上金額を伸ばしている」と分析している。
そして、我々がもっとも注目したい「アニメ・特撮」ジャンルについて。
ジャンル別売上げシェアでは、2009年は28.4%と微増でトップをキープ。DVDとBDを分けて見てみると、DVDが市場全体の25.1%にとどまっているのに対し、BDは市場全体の59.8%という驚異的なシェアを獲得。"映像ソフト(特にブルーレイ)=オタク&オタク関連業界が牽引"といった印象がさらに強まっていると思われる。
ただ、BD市場においては「アニメ・特撮」と「洋画」が約9割を占めており、オリコンは「BD市場はまだ黎明期の段階」「今後、その他のジャンルでのBD作品のリリースが増加し、さらに大きな市場になることが予測される」と結論付けている。
ちなみに、以下のシンポジウムでは現役のアニメ監督とアニメプロデューサーがBDについて触れており、「第2のLD」といった大胆発言も飛び出している。
→業界関係者が本音を明かした「オタク文化の10年」PD(明大アニ研シンポ後編part1) アキバ総研編集部