インテルや日本AMD、NVIDIAなど計20社以上のPCパーツメーカーが参加した自作向けPCパーツのイベント「DIY PC EXPO 2008 Autumn」が11月2日(日)~3(月・祝)に、秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル2階)で開催された。
→PCパーツイベント「DIY PC EXPO 2008 Autumn」開催! 新製品展示やセミナーを実施
今回のイベントは、各PCパーツメーカーの新製品や未発表製品の展示、各種セミナーなどを中心とした、自作ユーザーなら誰でも楽しめるPCパーツの総合イベント。会場内には、東芝製ストリームプロセッサ「SpursEngine」を搭載したLeadtek製カード「WinFast PxVC1100」をはじめ、Radeon HD 4850 X2を搭載したSAPPHIRE製ビデオカード、デュアルコアAtom(Atom 330)を搭載したMSI製Mini-ITXマザーボードなど、注目の未発表製品の数々が展示された。
また、セミナーでは、Seagate社の「HDDに関する素朴な疑問」、Leadtek社の「映像編集の新たな世界」などが行われたほか、会場奥では、自作PC体験コーナーが設けられ、自作初級者や上級者、メーカー担当者が交流できるスペースも設けられた。
○ Cellベースのストリームプロセッサ「SpursEngine」を搭載した
Leadtek製カード「WinFast PxVC1100」
会場内で一際目を引いたのは、Cellベースの東芝製ストリームプロセッサ「SpursEngine」を搭載したLeadtek製カード「WinFast PxVC1100」の展示だ。先日開催されたCEATEC JAPAN(シーテックジャパン) 2008にも出展された製品で、CPUと比べて高速な動画の編集やトランスコード、SD画質からHD画質へのアップコンバート機能などを搭載しているのが主な特徴だ。
会場では、製品に付属する「SpursEngine」対応動画編集ソフト「DVD Movie Writer」を使ったデモや、CRI・ミドルウェアがH.264高速エンコード技術デモの展示/解説も行われた。また、カードを小型筐体に入れたPCなどが「応用例」として展示されていた。
主な仕様は、インターフェイスがPCI Express x1、搭載メモリが128MB XDR DRAM。11月上旬発売予定。
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「応用例」として展示された小型PCに
搭載された「WinFast PxVC1100」
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○ Radeon HD 4850 X2搭載のSAPPHIRE製ビデオカード
そして、会場内にはもうすぐ登場すると噂される「Radeon HD 4850 X2」が展示された。末尾に「X2」と付くものはデュアルGPUになっているのが最近の通例であるが、詳しい仕様などは不明のまま。同社によると「Radeon HD 4870とRadeon HD 4870 X2の中間に位置するモデル」としている。
搭載メモリはGDDR3 512MB、コアクロック625MHz、メモリクロック993MHz。ブラケット部にはDVIコネクタを4個備える。
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「Radeon HD 4850 X2」を搭載したSAPPHIRE製ビデオカード。背面部のブラケットにDVIコネクタを4コ備える。2スロット仕様で冷却機構に2基のファンとヒートシンクを搭載する。
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○ デュアルコアAtom(Atom 330)採用のMSI製Mini-ITXマザー
MSIブースでは、デュアルコアAtomを搭載したMini-ITXマザーボードが展示された。今のところインテル純正品以外のデュアルコアAtomを搭載したMini-ITXマザーは販売されていないだけに、発売時期が気になるところだ。
MSIのAtomマザー(シングルコア)といえば、Mini-DTX風のフォームファクターを採用していたが、今回からはDIMMスロットを1本削った一回り小さいMini-ITXフォームファクターを採用している。
主な仕様は、チップセットがインテル945GC+ICH7。DIMMスロット×1、PCIスロット×1、主なオンボードデバイスがSATA×2、IDE×1、100base-TX、USBなど。
○ 会場内で見つけた多数の製品
このほか、各社ブースにはRadeon HD 4000シリーズを搭載したビデオカードやGeForce 9600GT搭載ビデオカード、各種マザーボード、LGA1366にも対応するCPUクーラーなど多数の製品が展示されていた。なかには、マイクロ冷却システムを導入したPCや、USB接続の手で持ちながら簡単にVGAカードをオーバークロックできる簡易コンソールなど一風変わった商品もあった。