NVIDIA主催のユーザ向けイベント「NVIDIA GRAPHICS PLUS - Enjoy Spring ! -」が28日(土)、秋葉原のCAFFE SOLARE(カフェソラーレ)リナックスカフェ秋葉原店で開催された。
本イベントは、同社のGPGPU技術「CUDA」「PhysX」などを活用した紹介イベント。3D立体視システム「GeForce 3D Vision(以下、3D Vision)」や、超解像ソフトウェア「vReveal」、PhysX対応のゲームソフト「ミラーズエッジ」など、具体的なシステム・ソフトウェアを例に取り上げながら各ソリューションの特徴を紹介した。
最初のセッションでは、NVIDIAの福田登氏が登場。PhysX、vReveal、3D Visionの3つを中心に紹介が行なわれた。そのなかでも特徴的だったのは、vRevealと3D Vision。vRevealは、低画質な動画を高画質動画へ補正処理する超解像ソフトウェア。3月24日にリリースされCUDAに対応するGeForce 8シリーズ以上のGPUを搭載しているPCで利用可能だ。
このソフトは、vRevealのオフィシャルサイトからダウンロード可能(1ヶ月無料利用できる体験版)で、そのパフォーマンスの高さを確認できる。製品版は49.9ドルになり今後日本語版なども提供予定という。なお、パフォーマンスについては「CUDA対応GPUであれば5倍高速」(福田氏)とのことで、CUDAの実力を見るソフトウェアとしてはなかなかに注目の集まりそうなソフトウェアとなっている。
次に福田氏は、3D Visionについて解説。本セッションのなかで最も多い時間が割り当てられ、3D Visionの概要や構成を語った。
3D Visionは、GeForce 8800GT以上のGPU+立体視用ワイヤレスメガネと送受信機セット「3D Vision for GeForce」+120Hz表示に対応したディスプレイからなるシステム。すでに多数の市販ゲームが対応していることや、アメリカでは3D映画館がブームになっていることなどを伝え、3D Visionの面白さをアピールした。
セッション中には、3D Visionに対応したプロジェクタを使用して、いろいろな映像例を提示。大画面ならではの魅力と多人数での視聴も可能と語った。また、会場内には3D Visionが体験できるゲームPCなども用意されていた。
なお、販売時期については対応ディスプレイ(SAMSUNG製)が4月中、3D Visionについても同時期を予定しているという。
次にクリエイターからみた3D Visionをイーフロンティアの園田浩二氏が解説。園田氏は、同社が開発している3Dソフトウェア「Shade」の開発に携わっている人物のひとりで、”Shadeの神様”と呼ばれるほどの有名人。
セッションでは、3D Visionに対応した映像をリアルタイムでレンダリングし、その操作方法やコツなどを紹介した。なお、セッションの内容は同社ウェブに公開している「立体視マニアックス」というページに沿ったものとのことで、気になる人はチェックしてみるといいだろう。
そのほか会場では、PhysXに対応したエレクトロニック・アーツのゲーム「ミラーズエッジ」の紹介やメディア対抗ゲーム大会、LoiLo製動画編集ソフトウェア「LoiLoScope」の解説、新製品の展示などが行なわれた。