Thermaltake主催のユーザー向けイベント「サーマルキャンプ2009 in 秋葉原」が18日(土)、秋葉原のCAFFE SOLARE(カフェソラーレ)リナックスカフェ秋葉原店で開催された。
イベントでは、国内初登場となる迫力満点のATXケース「Level
10」が紹介されたほか、新製品や未発売製品の多数展示、スペシャルゲストを招いてのトークセッションなどが行われた。また、こういったイベントとしては珍
しい、ヒーローもののセッションも設けられ、笑いあり真面目ありのユニークなイベントとなった。
■複数のブロックをくっつけた構造のATXケース
今回、同社が最も力を入れてアピールしていたのが、国内初の展示となるATXケース「Level 10」。自動車メーカーとしても有名なBMWにデザインを依頼したという同社の10周年記念モデル。外見からもわかるとおり、複数のブロックをくっつけたようなユニークな構造と印象的な外見が特徴で、多くの来場者の注目を集めたケースだ。
ケースは、電源/マザーボード/光学ドライブ/HDDなどの各ブロックが、正面右側の大型プレートに連結されているほか、各種ケーブルはプレートから通す構造。各部のブロックは開閉可能なカバー状となっており、エアフローも独立した構造を採用するという。
同社によると「様々な建築物をモチーフにした」としており、デザインには「半年間を要した」とのこと。なお、気になる参考価格は699ドルとされており、国内登場時期は10月を予定。珍しい見た目とユニークな構造を楽しめる一品として、発売が待ち遠しいケースといえる。
■異色のヒーローセッション。パソコントラブルでヒーロー扮する"先輩"が後輩の女の子を救う!
そして、「先輩変身日記」という異色のセッションも実施。パソコントラブルの解説を中心としたストーリー風のアレンジセッションである。
内容は、「ヒーロー扮する先輩の青いマスクマンが、パソコントラブルで困っている後輩のかわいい女の子を助けていく」というストーリー。実際にケースやCPUクーラーなど同社製品を用いて、CPUクーラーの取り付け方法を紹介…する予定だったが、両手に装着していた手袋があっていなかったそうで、CPUクーラー取り付け時には悪戦苦闘。途中ヒーローらしからぬコメント「ホントは簡単なんだけど、手袋が……」が飛び出し、会場内から爆笑の声が上がった。
途中いろいろとあったが、最終的には無事に問題が解決し、ハッピーエンド。ヒーローの”お決まり”を遵守した。
■スペシャルゲスト、AMD 土居氏、Intel 天野氏が登場!
スペシャルゲストとして登場したのが、AMDの「兄貴」こと土居憲太郎氏、Intelの「神様」こと天野伸彦氏。
土居氏がテーマとしたのはメモリの動作モードとGPGPU。始めにメモリの2つアクセスモードについて解説を行い、その違いをアピール。「Ganged」モードの通常のデュアルチャンネルアクセスより、シングルチャンネル×2でアクセする「Unganged」モードの方が、パフォーマンスが得られる場合があるとした。このときDDR3×3枚構成も少なからず恩恵があるという。また、GPGPU関連では、ATI StreamとCUDAの処理性能の差などを解説している。
このほか、同社のオーバークロック用CPU「Phenom II X4 42 Black Edition TWKR」が当たるプレゼントキャンペーンをアナウンス。8月31日(月)までの期間中、Phenom II X4 955を購入しキャンペーンに申し込むと、抽選で1名にプレゼントされるというもの。このTWKRは国内で7個しかないことが明言されており、さらに今回は化粧箱も用意されるという。
続いて、Intel 天野氏が登場。
先週開催された同社のイベント「Intel in Akiba 2009 Summer」の復習を交えながら、LynnfieldやClarkdaleのTDPを紹介したほか、Mini-ITXケースなどの熱設計に関する仕様がアピールされた。このほか、「Lynnfield発表時にお詫びがある」と再度言及し、「プロセッサやTBL、オーバークロックの話ではない」といったいくつかのキーワードを示した。