イベント「SilverStone 新製品発表会」が5日(土)、秋葉原のCAFFE SOLARE(カフェソラーレ)リナックスカフェ秋葉原店で開催された。主催はSilverStoneと代理店のマスタードシードの2社。
同イベントは、SilverStone製の各種新製品や未発表製品をアピールする製品紹介イベント。最新のPCケース、ATX電源、周辺機器などが展示されたほか、製品を解説するセッションなど実施。セッション終了後には、豪華景品があたるビンゴ大会も行われ、多くのユーザーが集まっていた。
最初に同社がアピールしたのは、PCケース。タワー型のATXケース「Fortress FT02」をはじめ、Mini-ITXケース「SST-SG06」「ML03」、HTPC(ホームシアターPC)ケース「SST-GD03/04/05」の解説が行なわれた。特に注目を集めていたのは、ハイエンド向けとなる「Fortress FT02」。
アルミ製のコの字型一体型パネルを採用する「Fortress FT02」は、マザーボードのバックパネルがケース上面に向く、ユニークな構造を採用する。同社から発売されているモデル「Raven RV02」と同様に、自然なエアーフロー「煙突効果」を利用した製品で、高い冷却性を実現。ケースボトムから18cmファン×3基を使ってエアーを吸気し、トップから排気を行なう独自のエアーフローを採用しているとアピールした。
また、このエアフローの構造により搭載ファン数も少な目になっており、冷却性と同時に「静粛性を実現した」と強調。ハイエンドケースでもバランスのよいケースとなっていることを解説した。なお、予価は2.8万円前後で、発売時期は10月~11月を予定しているという。
また、HDDとSSDの両方を使って体感の転送速度を向上させるという「HDD BOOST」という新製品も注目を集めた。これは、「SSDをHDDのキャッシュとして使う」(同社)という製品で、双方のいいところ取りをしたストレージデバイス。PCの3.5インチベイに本体を組み込み、本体内にある2.5インチベイにSSDをSATA接続でセット、それぞれのコネクタをマザー、電源、HDDに接続するという構造となっている。
説明によると、HDDにあるデータ(System+DATA)をSSDにミラーリング(Systemのみ)し、パフォーマンスを改善させるという仕組み。ミラーリングはPC起動前に行い、以降HDDのデータとSSDのデータに違い(差分)があるとき、PC起動ごとに差分をコピーするような流れになっている。
なお、ファイルを読み込み/書き込み時には優先度が設けられており、読み込みはHDDとSSDの両方にデータがある場合はSSDから、どちらかにデータがない場合はHDDから、書き込みはHDDのみ行なうという決まりがあるとのこと。
ちなみに、発売時期は未定としており、価格は8千円くらいを予定しているとのこと。